純粋培養競技プログラマが基本情報技術者試験を解いてみた話

こんにちは。たまには有機的な投稿をします、DEGwerです。

twitter基本情報技術者試験、というものが話題に上がっていたので、過去問を解いてみることにしました。

  • 筆者紹介

大学3年。中学3年のときに競技プログラミングを始める。開発経験なし、開発意思なし。競技プログラミング以外の用途でプログラムを書かない。
パソコンの中のことやネットワークのことについて勉強したことはなし。離散最適化に興味あり。

  • 使用した問題

http://www.fe-siken.com/kakomon/29_haru/
ここに上がっている、平成29年度春の午前試験を解きました。

  • 結果

50問正解/80問 です。ボーダーが6割らしいので、ぎりぎり合格です。

  • 感想

問題のpdfを開くと、そこはセンター試験であった。(「雪国」風に)

センター試験ももう二年半も前なので、この選択肢の文章の雰囲気に懐かしさを覚える。というか80問もあるやんけ!制限時間2時間半なのか、思ったより長い。
どんな問題が出るかも全く知らないので、わくわくしながら進む。Excelの使い方、とか出るのかなぁ。

センター試験のノウハウが残っているので、とりあえず5つずつに回答欄を区切っていく。序盤。問題文に答えが書いてある系の問題がたくさんと意味不明な単語が並んでいる問題が少しある。
ここでマークがずれる。キレました。

マークミスを直して続ける。意味不明な単語が増えてくる。アルファベット略語やめろ、頼むから漢字で書いてくれ。英語ネイティブもさすがに頭文字の情報だけじゃ何のことかさっぱりだと思うんだけど、よくあんなに大量の3文字略語が覚えられるなぁ。

カタカナ語も増えてくる。意識高い系意味不明文章の雰囲気に目がやられる。俺は日本人だ、頼むから日本語で書いてくれ、カタカナが10文字くらい連続するとお経の送り仮名か何かにしか見えない。カタカナを作った人もまさかこんな十何文字にもわたる送り仮名の延々と続く文章に使われるようになるとは露にも思わなかっただろうに。というかせめて英単語をそのまま書いてくれればまだ読む気がするんだよね。あのカタカナとかいう平べったい文字が横に延々と間抜けに伸びていくの、端的に言って、ダサい。

余談はさておき、英語力がなんとも微妙なのでわかるような分からんような。ベンチマーキングって、どこかの犬が公園のベンチで縄張り主張とかしてるんだろうか。そうはいってもセンター試験と一緒で語感で解ける問題も結構多いので、英語力があると点数が上がりそう。

またマークがずれる。センターでは二回もずらしたことなんてなかったぞ!キレました。

もう算数パート以外は何も知らないので、語感だけで全部やる。文章が頭に入ってこないのと戦いながら、なんとか解き終える。

採点する。なんか最初の方で間違ってるやんけ!あっこれ、誤読してますね...。まあ、この手の試験ではありがちである。

  • 面白かった問題

問19: FIFOとLRUという理解させる気皆無な略語が現れる。しかし競プロで培った(?)直感により、FIFOがFirst In First Out の略であろうとあたりをつけることに成功する!多分合っていたようで、FIFOの方は正しい選択肢を選べていたが、LRUは何のことなのか全く分からず、二択を外し、あえなく撃沈(チーン)。ルービックキューブでも回してそうな名前してるよね。

問29: データウェアハウスがデータウェハースに見えた。おいしそう。でもデータってなんか層状に積まれてるイメージあるしあながち間違ってないのかもしれない(いいえ)。

問64: Bring Your Own Device ってお前そのままやんけ!英語力の勝利(は?)である。

問70: 納期に間に合わせるために製造時間短縮っていう選択肢、twitterの人たちが呪詛を吐いてそう(偏見)

  • 結論

一般常識 + 最低限の英語力 + 競プロ風味の算数 で通ります。競プロやってないと落ちたかという話ですが、多分落ちたと思う。

競技プログラミングは基本情報の役に立つ。

  • 回答

筆者の回答をあげておきます。採点ミスとかあったら言ってください。

エエイアウ イウエアエ エイアアウ ウエアアア ウアアイア イエウウウ アアアアウ イイアアウ
ウウウエウ イエエエイ ウエエイイ エアウイア エウウエイ ウアウイイ ウウイエエ ウウアエウ